2023年08月08日
農薬管理指導士と農薬販売の認定の更新のために、千葉県農林水産部安全農業推進課の研修に参加しました。新型コロナウイルスの感染拡大による自粛期間の影響で、しばらく研修が中断されていましたが、無事に再開され、受講することができました。
この研修では、農薬に関する法律や規制、農薬の安全な使用に関する注意点などについて再確認できました。農薬の不適切な使用方法や、使用者自身の責務についても改めて学びました。また、環境への負荷を最小限に抑えるための使用者の配慮や、住宅地の庭での殺虫剤や殺菌剤の使用についても詳しく学ぶことができました。
農薬は農業や園芸植物の生産性を向上させる上で重要なツールですが、その使用には慎重な注意が必要です。特に、農薬を使用する事による環境への影響や、人々の健康への懸念が高まる中で、適切な知識と技術を持った専門家が求められています。この研修を通じて、農薬管理指導士としての役割や責任について再認識し、今後も安全かつ効果的な農薬の使用に努めていく意義を感じました。
研修では、農薬の種類や効果、使用量の適切な計算方法などについても学びました。また、農薬のラベルや表示に含まれる情報の読み取り方や理解する方法についても詳しく解説されました。これらの知識は、農薬を適切に選定し、使用する際に欠かせないものです。
さらに、住宅地での農薬の使用についても注目しました。都市部では、農地と住宅地が近接しているため、農薬の風による拡散や浸透による影響が懸念されます。そのため、住宅地での農薬の使用に際しては、特に配慮が必要です。研修では、消毒散布などの方法を通じて、住宅地における農薬の使用を安全かつ環境に配慮したものとするポイントが説明されました。
今回の研修を通じて、農薬管理指導士としての専門知識と技術を向上させることができました。農薬の適切な使用は、樹木や草葉の生産だけでなく、庭や緑地の品質や安全性にも直結し美観や快適性として保たれます。これからも、継続的な学習と努力を重ねて、お客様に喜んで頂き、地域社会に貢献できる農薬管理指導士としての役割を果たしていきたいと考えています。
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