2023年06月04日
初夏の風情を楽しむ為の庭のヤマボウシ(山法師)の花の開花終わり、透かし剪定作業を行いました。この時期の剪定では、春から伸びた枝葉を間引き、風通しを良くすることで蒸れを防ぎ、快適な庭を保つ役割があります。また、樹木や庭が荒れずに一定の大きさに保たれます。
剪定作業中には、ヤマボウシ(山法師)の木にメジロの巣を偶然発見しました。鳥の巣は環境省の鳥獣保護法によって保護されており、むやみに捕獲することはできません。そのため、鳥の巣周りの剪定では枝葉を残す事にしました。
鳥獣保護法は、生物の多様性の確保や生活環境の保全、農林水産業の健全な発展に寄与し、自然環境の恵まれた国民生活と地域社会の健全な発展に役立つことを目的としています。日本国内に生息する野生の哺乳類や鳥類をむやみに捕獲することは法律で禁止されており、自然の生き物に優しい取り組みです。
もし、やむを得ず巣を撤去しなければならない場合は、市町村の役所で申請や許可が必要です。住宅地の庭で鳥の巣があった場合の対処について県の地域環境保全課や八千代市の環境保全課に相談し、鳥の巣がある木を伐採する必要がある場合は、敷地内の安全な場所に鳥の巣を移設することは問題ないという回答を頂きました。(巣に雛や卵がある場合。)
剪定作業後、親鳥のメジロが雛鳥に餌を与えに戻って来ている様子を見ることが出来て、一安心しました。予定していた庭木の消毒作業は巣立った後に延期することになりました。
地球の自然環境では、さまざまな生き物が共生しており、人間にとっても非常に重要な事だと言われています。
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